ニンニク パワーと ガン

ニンニク パワー と ガン
~ニンニクが「がん」を退治する~

癌 と にんにく:その1
~にんにくの科学(朝倉書店)より~
ニンニクによる食道がん、乳がん、皮膚がん、口腔がん、肝がん、胃がん、肺がん、など種々の臓器の発ガン予防効果が報告されている。
 水溶性イオウ化合物SAC(S-アリルシステイン)の大腸発ガンに対する予防効果を検討した結果、SACの投与量に従って腫瘍発生頻度、腫瘍の個数共に抑制された。
ニンニク抽出物やニンニク由来の化合物について、種々の臓器に対する発がん予防効果は、皮膚がん、肺がん、食道がん、大腸がん、乳がん、肝がん、口腔がん、膀胱がん、子宮頸部がん、前立腺がんなどに有効であるとの報告がある。
 500mg/100mlのAGE(熟成ニンニク抽出液)投与グループでは、腫瘍体積の有意な減少に加えて腫瘍細胞運動(細胞分裂など)能の有意な低下を認めた

癌 と にんにく:その2
~にんにくの科学(朝倉書店)より~

ニンニクがTリンパ球、Bリンパ球、マクロファージやNK細胞を含む種々の免疫応答(免疫活動)細胞を刺激(活性化を促す)する重要な免疫応答刺激物質であることが示されている。抗体産生、サイトカイン分泌、リンパ球増殖、貪食能、NK活性そしてリンホカイン活性化キラーT細胞(LAK)活性の増強作用などが報告されている。
製造工程の違いによりニンニク製品の生物活性にも違いが生じる可能性がある。
乾燥ニンニク粉末とAGEが種々の免疫応答細胞の刺激を介して、細胞性免疫(キラー細胞などの免疫活動)のみならず、液性免疫(グロブリンなどの免疫活動)をも調節することができる可能性がある。外科的切除、放射線療法、抗癌剤による現在のがん治療には限界があり、このような治療法に応答(変化)しない患者には、他の治療法が必要である。

癌 と にんにく:その3
~にんにくの科学(朝倉書店)より~

S-アリルメルカプトシステイン(SAMC)は、2種類の白血病細胞株、HELとOCIM-1の増殖を用量依存的に抑制する。SAMCで処理された細胞では[3H]-チミジンの取り込みが減少し、DNAの断片化が観察される。DNAの断片化はアポトーシス(細胞死・壊死)に特徴的な現象であり、SAMCが白血病細胞にアポトーシスを誘導することによって細胞死を引き起こしていることが示されるとともに、本化合物が効果的ながん細胞増殖抑制剤として利用できる可能性も指摘されている。
DASAは、ヒトがん細胞に対し細胞内のカルシウム恒常性(ホメオスタシス)を変化させることによって、がん細胞の増殖を抑制する。DADSは、ヒト大腸がん由来細胞株HCT-15、肺がん由来細胞株A549、皮膚がん由来細胞株SK MEL-2に作用して、細胞内遊離カルシウム濃度を上昇させる。
ニンニクのがん発生抑制は、特定メカニズムに基づくというよりは、非常に多様なニンニク由来成分による多岐にわたる作用に起因する複合的な効果として生じると考えられる。
がん予防効果には、ニンニクの調製、加工法の考慮が必要。

癌 と にんにく:その4

ワイズバーガー博士(ケースウエスタン大学)

 ネズミに①がん細胞と少量のニンニク成分混合した液をネズミに注射。6ヵ月後も全部生存。 ②がん細胞だけをネズミに注射。16日後に全部死亡。

西野教授(京都府立医科大学)
 熟成ニンニク抽出液で皮膚がん発生の抑制を確認。同じく肝臓がんの抑制も証明。

チャング・ヤング博士(米ラドガーズ大学)
 大腸がん、肝臓がん、肺がん、胃がん、食道がんにもニンニクの成分が細胞のがん化を防いでいると報告。

リチャード・リビン博士(米スローンケタリング・ガン研究所)
 ニンニクの成分が人間の前立腺がん、乳がんの細胞の成長、増殖を抑制していると報告。

森秀樹教授(岐阜大学)
 ニンニク成分が、人の肝臓がんに対する有望な治療化学物質と報告

松村紀高 医院長

古来からニンニクにはさまざまな効能があるといわれていますが、医学博士の松村紀高氏(三田国際ビルクリニック医院長)は自身の著書 『ニンニクの免疫力』(光文社) でその効能を次のように紹介している。
○活性酸素を抑制する         ○生活習慣病への効果
○発ガン作用を抑制する        ○ピロリ菌、О-157に有効
○悪玉コレステロールを抑制する   ○血栓・脳卒中を予防する
○血糖値を下げる            ○水虫の特効薬
○肝臓に効く解毒作用          ○環境ホルモンに対する免疫力
○更年期障害への効果