科学的根拠(エビデンス)について

科学的根拠(エビデンス)

最近いろいろな場面で「エビデンス」という言葉が大流行で、すぐ「エビデンス」は?と問われます。統計的に処理をして、5%危険率で「A群とB群は違うものである」などというが、A群もB群も、統計処理に耐えるだけの、十分量がなければ意味がない。
★本ホームページの「専門家の著書から」を是非 ご覧頂きたい。

新しいことに取り組むとき、スタートから、エビデンスなどを求められたら、動きがつかない。始めは、1つ、二つの「事例 ケース」からスタートし、その事例を、どう見るか、どう観察するか、そこから得られるヒントは何かが大切なのです。
漢方薬は、かっては「いい加減で科学的でない」として排除されてきました。その漢方薬が現在は、多くの治療場面で活用されている。

がんの治療などで、盛んに「延命効果」をいうが、A薬を処方した場合とB薬を処方したとき、Bの方が2週間長生きした。統計的に十分量があれば、エビデンスがあるというのでしょうが、普通人の感覚では、半月長生きしたら延命したという感じはない。しかし、学問的には延命効果のある薬ということになる。一般人の感覚として、「延命した」といったら、最低でも6ヶ月、普通には1年くらいではないですか・・・・。

抗がん剤は、本当に エビデンス に基づいて、ガンの治癒が約束されているのでしょうか? 抗がん剤の認可基準の項でも記述してありますが、延命とか治癒率などの条件はないのです。
このような薬を使っての治療が エビデンス に基づく治療とは社会的基準で言えない。
私たちは、目の前で、家族や友人が抗がん剤を、手を変え、品を変え連用した末に、やせ衰え、気力を失い、命を失っていく姿を、沢山見てきました。この治療が「エビデンスに基づく治療」なのでしょうか?
★現実を見据えて考えなければならないと思いますが、いかがでしょうか?

現実をしっかり見つめることが「エビデンスの素」なのですが、頭から「観念で否定する」のは、科学的態度ではないのです。
過去に「科学的ではない」と否定された事柄が、その後「科学的に正しい」とされたことが、どれほどあるか考えて頂きたい。学会誌に掲載された事柄がすべて正しいわけではありません・・・・近年の降圧剤を見れば理解できる・・・・。

ガン・ニンニク応研 久保田 浩也